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2013年04月10日
応援警官140人福島県警に入隊 佐藤知事「ヒーローになって」
応援警察官の入隊式で決意表明する警視庁の坂浦穣警部補=10日午前、福島市の福島県警察学校
福島県警に21都道府県警から出向で派遣された応援警察官140人の入隊式が10日、福島市の県警察学校であった。向こう1年間、福島県警の警察官として原発事故の避難区域や被災者が暮らす仮設住宅のパトロールに当たる。
式では、警視庁の坂浦穣警部補(38)が「復興を目指す福島の治安を守りたい」と決意表明。佐藤雄平知事は「慣れない土地での勤務になるが、福島のヒーローとして活躍してほしい」と激励した。
住民全員が村外に避難した福島県飯舘村の出身で、祖母と両親が福島市の借り上げ住宅で暮らす京都府警の高橋浩幸巡査部長(34)は、取材に「地元に恩返ししたかった」と話した。