福岡県内で暴力団によるとみられる襲撃事件が相次ぎ、多くが未解決のままとなっていることから、同県公安委員会は１１日、警視庁や大阪府警など４都府県警に捜査員計５０人の応援派遣を要請することを決めた。

　４都府県警の派遣は５月２２日から約１年間の見通し。福岡県警の指揮下で、事業者や会社役員への襲撃事件などの捜査をする。

　内訳は警視庁３０人、大阪府警８人、神奈川県警７人、千葉県警５人で、暴力団犯罪や凶悪事件の捜査経験がある警部補や巡査部長が中心。