中国の上海市は7日、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染者を新たに2人確認したと発表した。また、安徽省は7日、同省亳州市で感染者を新たに1人確認したと発表。これで感染者は死者6人を含め21人に増えた。新華社電によると、浙江省では杭州市内の商店で売られていたウズラから同型ウイルスが検出された。
上海市で感染が確認された2人のうち1人は3月28日に発症した74歳の男性で、重度の肺炎。もう1人は同29日に発症した66歳の男性で、肺炎だが比較的安定した容体だという。
感染者の発症が確認されたのは上海市のほか、江蘇、浙江、安徽各省の中国東部に集中している。
一方、杭州市で確認された感染者は発症前、市内の商店で買ったウズラを食べた。商店はウズラを生きた状態で売っていた。当局は生きた鳥の販売をやめさせ、残りの鳥を殺処分とした。
江蘇省南京市も6日、市内の複数の市場で生きた鳥の販売を当面取りやめると発表した。上海市も同日、生きた鳥の売買市場を当面閉鎖する措置を市内全域で始めている。
さらに中国内で深刻に報道されているのはスズメの大量死だ。中国ニュースサイト「龍虎網」は7日、「5日午後5時ごろ、南京市の住宅街の街路樹からスズメ約10羽が死んで次々に落下した」と報じた。6日に中国版ツイッターに発見者が画像とともに書き込んだことが発端となり、南京市が調査を行った。市農業委員会や市党委員会宣伝部は7日、「集団死したスズメをウイルス検査した結果、H7N9は検出されなかった。保証する」とリリースを出した。中国の大本営発表だけに、信用しにくいが…。
3月には豚の死骸約1万6000頭が上海市の黄浦江に流された。また、四川省眉山市の南河にはアヒルの死骸約1000羽が流された。そして、今回のスズメの突然死。PM2・5(微小粒子状物質)で鳥たちの体力が弱くなっているのか、それともH7N9の感染力が強烈なのか。中国の空気が危険なことは間違いない。
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