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その人は殿下?
「殿下!どうしたのですか?いきなり飛び出して」

その空気を破るように声が聞こえたので振り向いて見れば長く銀色の髪を後ろで束ねた男が
駆け寄ってくる。
その服装から見ても貴族らしく、歳もスカイブルーの瞳の男性と同じ20歳前後に見えて、身長も
176はあるようだ。

「国王がお待ちですよ!あまり待たせると怒られますよ!・・・って・・・何しているんですか?」

男性の腕の中にいるリンを見て銀色の髪の男性は目を大きく開いたまま、固まった。
そして銀色の髪の男性も一言つぶやいた。

「そんな馬鹿な・・・?でも似ている・・・?」

「?????」

リンは銀色の髪の男性が何を言っているのかが理解出来ないでいた。

「おい!?」

赤色の髪の男性が少し低めの声で呼んだ。

「失礼致しました!あまりにも似ていたので!」

銀色の髪の男性は慌てて、返事をした。

赤色の髪の男性は一言、言った。

「お前もそう思ったか・・・・」

リンはこの2人は何を言ってるのかが全く、理解が出来なかった。

はっと我に返ったリンが慌てて赤色の髪の男性から離れる。

「助けて貰いまして有難う御座います」

赤色の髪の男性は優しい微笑み。

「いいえ。あなたに怪我が無くて本当に良かったです・・・あなたの姿が見えたので
そっと近づいてしまい驚かせてしまった・・・申し訳ない」

リンは高貴な姿の人からそんな言葉が出るとは思わず、慌てて自己紹介をした。

「僕はリン・・・リン・ブリューゲと言います」

その紹介に反応して銀色の男性が答えてくれた。

「私はレイ・アッシュです・・・・こちらの方はアレク・アストラ様です!
アストラ王国の第一王子です!」

リンは大きく目を開きその場に固まったのである。

これが二人の出会いだった。
ようやくアレクの名前が出せましたwww
レンには天然キャラをして貰いたいですね。


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