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三重県伊勢市の水族館「二見シーパラダイス」で、目の下に前脚を添えて舌を出す「アッカンベー」のしぐさが人気だった雌のミナミゾウアザラシ「丸子」(推定24歳)が9日、死んだ。1989年1月からの飼育期間は24年3か月(8858日)で、同種としては世界最長。同館によると、現在はワシントン条約で国際取引が禁止されており、「確認できる限り、飼育される同種個体では、世界で最後の1頭だった」という。
昨年末ごろから体調を崩していた丸子は、9日午前は普通にエサを食べていたが、午後1時ごろ、体に異変が生じ、呼吸が困難になった。係員が手当てしたが、午後2時40分、来館客も見守る前で、息を引き取った。
最期の手当てで、丸子の鼻から息を吹き込み人工呼吸をした飼育係の田村龍太さん(37)は、「人間でいえば、80~100歳。悲しいけど、お客様にみとっていただけたし、大往生だったと思う。ありがとう、ご苦労様と言いたい。人と動物の触れ合いという、丸子の残してくれたスタイルを大切にしていきたい」と寂しそうに話した。
丸子は生後3か月ぐらいのとき、南アフリカ沖で捕獲され、館にやって来た。もともと舌を出す癖があり、訓練を受け、91年ごろから客前でアッカンベーをできるようになった。同館では、近くの二見興玉神社の協力で、お別れの式実施を検討している。
(2013年4月11日06時04分 スポーツ報知)
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