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横浜市は10日午前、総務局危機管理室が市民向けに開設した短文投稿サイト「ツイッター」で「北朝鮮からミサイルが発射されたとの情報がありました」などとした内容のツイートを誤って送信。市民の指摘を受けて訂正する騒動があった。ミサイル発射に備えて緊張感が高まる中で、なんとも軽率なミスとなった。
危機管理室が自らを危機的状況に追い込んだのは、午前11時20分のことだった。「【ミサイルの発射】こちらは横浜市です。〇より本日〇時〇分ころ(さきほど)、北朝鮮からミサイルが発射されたとの情報がありました。テレビ・ラジオ等で今後の情報に注意してください。」。まさかの誤送信。しかし、当初は室内の職員は誰もミスに気付いていなかった。
その後、ツイッターを閲覧した市民から「間違いですよね」「直した方がいいのでは」といった問い合わせが同11時30分までの10分間で十数件も市に寄せられ、発覚。危機管理室は同40分、ツイッターに「【誤報】先ほど配信したミサイル発射の情報は誤りです。おわびして訂正します」とつぶやき、謝罪した。誤送信ツイートは約1900回にわたってリツイートされ、午後2時前になってようやく削除された。
管理室によると、誤送信ツイートはミサイルが発射された場合にすぐに注意喚起をするため、予定稿として準備していたもの。職員がツイート専用の共用パソコンで書いた後、自分の席で別の業務を数分行い、再び戻ってみると、ツイートは送信されていた、としている。横浜市の林文子市長は午後の記者会見で「緊迫した時期にあり得ないミス。申し訳ない」と謝罪した。
ITジャーナリストの井上トシユキさんは「初歩的にもほどがあるミスです。危機管理室なのに、危機管理の脇が甘いと言わざるを得ません。公的機関のツイートは、ユーザーから信ぴょう性が高いと認知されていますから」と指摘。誤送信の理由として「ツイッターはリターンキーですぐに送信するか、一度確認するかを選択できるんです。すぐに送信される設定になっていたのかもしれません」と分析した。
災害情報などをいち早く市民に提供するために開設された危機管理室のツイッター。これまで約3万9000人のフォロワーがいたが、皮肉にも騒動を受けて一気に4万人を突破した。
(2013年4月11日06時05分 スポーツ報知)
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