障がい者が仕事を通じて「(社会への)完全参加と平等」を実現するための自立支援や社会福祉活動における取り組み、青少年の育成と次世代のリーダーを育てることを目的とした様々な教育分野での支援を実施しています。
また、国内・海外において奨学金制度を実施しています。
母と子の自然教室
1974年から継続して開催している「母と子の自然教室」は、ひとり親家庭の母子を対象とした、人や自然とのふれあいを体験するキャンプで、子ども達には、自然の中で、のびのびと遊んでもらうこと、お母さん達には普段の仕事や家事を忘れキャンプを楽しんでもらうこと、母親同士のネットワーク作りをしてもらうことを目的に、山歩きや水遊び、キャンプファイヤーなど様々なプログラムが行われます。この活動には、2012年夏までに延べ16,354人の親子と828人のボランティアが参加してきました。「継続」と「社員参加」をモットーとする三菱商事の社会貢献活動を代表する活動の一つです。
博物館・美術館プログラム
三菱商事は、各博物館・美術館と協働で、障がいを持つ方々に、閉館後の貸し切りの館内で展示を楽しんでいただくプログラムを開催しています。社員ボランティアのサポートの下、2005年11月から2012年8月までに東京国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館、科学技術館などで約50回開催、延べ約7,800人の方々にご来場いただいています。
グリーンリボン・ランニングフェスティバル
「グリーンリボン・ランニングフェスティバル」は、臓器移植を受けた方たちをはじめ、障がい者の方たちや一般ランナーの方たちが共に走ることで、交流を深めながら生命や健康の大切さを知ってもらおうと2006年から開催されており、三菱商事はこの大会の主旨に賛同し、開催当初より協賛しています。
東京YMCA「秋の山中湖キャンプ」
2003年から毎年秋に、LD(学習障害)児を対象とした野外キャンプ活動を山中湖畔で開催。これは東京YMCAが企画・運営し、協働プログラムとして三菱商事が助成するもので、毎回社員もボランティアでキャンプリーダーとして参加しています。 このキャンプを通じ、子どもたちがさまざまな活動にチャレンジし自分に自信をつけ、仲間と助け合うことによりコミュニケーション能力を高めることを目的としています。
大分車いすマラソン
この大会は1981年の国際障がい者年を記念して開催され、現在では世界最大の規模とレベルを誇る障がい者スポーツ競技会となっています。三菱商事は1991年から協賛しており、毎年、受付、コース整理、場外整理などレース運営に協力しています。
三菱商事留学生奨学金
日本国内の大学に在籍する世界各国からの留学生に対して、1991年度から奨学金を支給しています。2008年度からは規模を大幅に拡大し、毎年約100名の学生に対して奨学金を支給しています。三菱商事では、奨学金生との交流会やボランティア活動も実施しています。
三菱商事海外奨学金
海外各地の大学で学ぶ現地の学生に対して、2000年度から奨学金を支給しています。2011年度は31カ国47大学の514名に奨学金を支給しました。