ミサイルを移動・格納、監視かく乱か
TBS系(JNN) 4月11日(木)12時41分配信
北朝鮮のミサイル問題。北朝鮮ではミサイルが「いつでも発射可能な状態」とされていますが、これに関して、韓国国防省は、北朝鮮がミサイルを移動・格納し、アメリカや韓国をかく乱する動きを見せているとして警戒を強めています。未明の発射もあり得るとして、韓国では24時間態勢での警戒・監視が続いていますが、現時点で発射の明確な兆候は把握されていません。
「政府レベルでは、10日以後、15日前後までが発射可能な期間ではないか」(韓国国防省報道官)
移動可能な新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイルや、射程の異なる「ノドン」などのミサイルは、ウォンサン周辺の「湾」一帯に配備されているということですが、国防省関係者によりますと、北朝鮮はミサイルを動かして施設の中に入れたりするなどの動きも見せたということです。また、日本政府関係者によりますと、ミサイルの一部の発射台が上空に向けられていることが偵察衛星の情報などから確認されたということです。
ただ、日本やアメリカ、韓国政府をかく乱させる狙いで上空に向けられている可能性もあるとみられます。(11日11:19)
最終更新:4月11日(木)14時2分