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十勝毎日新聞社ニュース

地元困惑ガソリンスタンド報道

2013年04月06日 13時56分

 【えりも・広尾】帯広方面から襟裳岬を目指すと、広尾町から日高管内えりも本町までの約50キロはガソリンスタンド(GS)がない−。こんな報道に、えりも町内の商工関係者が困惑している。実際は広尾−襟裳岬間のえりも町庶野に、GSが1軒営業しているからだ。ゴールデンウイークの観光シーズン本格化を前に、えりも町商工会はホームページなどを活用して情報を提供し、誤解を招く情報の火消しに躍起となっている。

 発端は3日付の一部新聞が「3月でえりも岬地区のGSが閉店したため広尾町を過ぎると約50キロはGSがない」と報道したこと。インターネットの大手ニュースサイトにも取り上げられ、全国に広がった。報道通り、国道336号から町庶野の分岐点で襟裳岬方面に向かう道道襟裳公園線を通ると沿道にGSはなく、給油するにはえりも本町まで行かなければならない。

 ただ、分岐点から国道を500メートルほど行った先にはGS(庶野給油所)が1軒営業している。ほんの少し回り道すれば給油は可能だ。

 同町商工会は「インターネットでも心配する声が寄せられている。4月27日には本町地区でうに祭りもあり、岬の観光シーズンも本格化する。庶野、本町どちらにもGSがあるので、安心して来町して」と呼び掛ける。庶野給油所の経営者(60)は「今はバイクにもカーナビゲーションが付いているから、大丈夫でしょう」と話していた。

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