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奇習 中国 八刀刑 Anonymity

 古代中国の死刑「凌遅」という寸ごとに切り刻む一種の肢解刑の1つで、
使う刀の数から「八刀刑」とも呼ばれていたそうです。

 刻むのはすべて左側からで、第一刀が胸口(みぞおち)、
第二刀が二頭肌(上腕筋)、第三刀が大腿、四刀五刀で肘より先を切断し、
六刀七刀で膝下を切断、八刀目で首を落とすという手順。
 削がれた各部位は籠に入れられ、落とされた首は晒されました。
そして切り落とされた各部位は、人々によって食されたと言われています。

 三大犯というのは、謀逆君主之罪(重大暴動、叛国、謀取皇位)、倫常之罪
(親殺し、兄殺し、夫殺し、主人殺し)、兇残與不人道之罪(バラバラ殺人、
家族の者3人以上を殺害、人々に恐怖を与える結社を設立)です。
 男尊女卑が浸透していたのでしょう、妻殺し、姉殺しには適用されてない
ようです。
1905年、肢解刑に類するものはすべて廃止され、斬首に統一されました。

 画像は清朝末期、この八刀刑に処せられた女性の一部始終です。


刑を前にして恐怖におののく顔

腕が切り落とされています

脚を切断しているのでしょうか


この後、クビが切断されバラバラにされますが、
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HEAVEN

 


   
(C)TEMPEST丸

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