球児、火の玉連発で“守護神”初S
2013年4月11日
出番は3点リードの九回。頭をよぎったのは、4安打3失点と打ち込まれた前回、6日のブレーブス戦だ。「忘れられるほどのドライさがあればいいんですけど、そういうわけにはいかない。恐怖心はあった」。1歳年下の青木とのメジャー初対決には「胸を借りなきゃいけないほどいいバッター。必死でした」。ホームの雰囲気を味わう余裕はどこにもなかった。
その恐怖を払しょくするかのように最速151キロの速球を次々と投げ込んだ。全22球のうちフォークは2球だけ。11年MVPのブラウンらが並ぶ強力打線に対して真っ向勝負。「力勝負はクローザーの絶対条件」と言い切った。
ストレートで押した最大の理由。捕手カスティーヨはシカゴ特有の強風を挙げた。「今日はホームに向かって吹いていたので当てられても大丈夫だと思った。風の日はフォークの制球も難しいし」。2月のキャンプ地で「風を利用したい」と話していた藤川もサインにうなずいた。
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