<広島5-1DeNA(10日)>広島が10日、DeNAに逆転勝ちし、今季初の3連勝。ついに最下位から脱出した。先発のバリントンは好調ベイ打線を相手に8回3分の2を投げ、許した得点はわずか1点だけ。助っ人エースにふさわしい見事な投球でチームの勝利に貢献。序盤は相手先発・井納を攻めあぐねていた打線も6回の逆転劇で勢いづき、結局3試合連続となる二桁安打を記録。お得意様にきっちりと勝った赤ヘル軍団。コイの季節を前に完全に上昇気流に乗った。
初回わずか6球で三者凡退と好スタートを切ったバリントン。193センチの高さからの多彩な変化球で、好調DeNA打線を手玉に取った。
4回には先頭の内村に右翼線を破る三塁打を許し、中村の二ゴロの間に先制の1点を失った。それでもクールな右腕は後続のブランコ、ラミレスをピシャリと抑え、この回を切り抜ける。7回が終わった時点で投球数は75球。安定感抜群のピッチングでベイ打線の追撃を寄せつけなかった。
バリントンがこの日、最も警戒していたのは、昨季昨季8打数3安打で、2本塁打を許したブランコ。試合前には「(DeNAは)もともと打線がいい。そこにブランコのパワーが加わり巨人にも引けをとらない打線になった。注意深くやっていかないといけない」。その言葉通り、DeNAの新主砲を6回二死一塁で空振り三振に仕留めるなど1安打に抑えた。プラン通りの投球ができたということだろう。
序盤はなかなか得点できずに苦しんだ赤ヘル打線がバリントンの力投に応えたのは6回だ。一死から松山の二塁打と堂林のバントヒットで一、三塁。ここで安部が「強く振れるゾーンを待っていた」と井納の141キロの直球を強振。打球は右前に抜ける同点適時打となった。さらにベテラン石原も133キロのフォークを左前に適時打し、一気に勝ち越しに成功。
7回一死満塁では、プリンス堂林が「イメージ通り」に右中間にはじき返し2者が生還。赤ヘルは8回にも相手のミスで1点を加え、勝負を決めた。
バリントンの好投と打線の活躍。投打かみ合う理想的な展開で連勝を3に伸ばしたコイ軍団。今日11日も勝って同一カード3連勝を成し遂げる。
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