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【サッカー】ドルトムント奇跡の大逆転 ロスタイムに2発2013年4月11日 紙面から ◇欧州CL準々決勝 第2戦【ハンブルク(ドイツ)浜田恵子】欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦の2試合が9日に行われ、ドルトムント(ドイツ)とレアル・マドリード(スペイン)が4強進出を決めた。ホームでマラガ(スペイン)と対戦したドルトムントはロスタイムの大逆転劇で3−2の勝利。2戦合計3−2で勝ち上がった。レアル・マドリードはアウェーでガラタサライ(トルコ)に2−3で敗れたが、エースFWロナルドが挙げた2ゴールにより、2戦合計5−3で準決勝進出を決めた。準決勝は、4月23日から5月1日にかけて行われる。 6万8529人観衆に埋め尽くされたドルトムントのホームスタジアムが、大歓声とともに揺れた。後半ロスタイム3分、執念の一撃でついに試合をひっくり返した。左からのクロスに黄色と黒のユニホームがゴール前になだれ込み、最後はフェリペサンタナが押し込んだ。控えの選手もベンチから飛び出し、全員で殊勲のブラジル人DFを手荒く祝福する。スタンドではサポーターが狂喜乱舞した。 1−1で迎えた後半37分、ドルトムントはマラガに致命的勝ち越し点を献上した。アウェーゴールの関係で、ロスタイムを含めた残り10分ほどの間に2点が必要となった。そんな逆境を、ロスタイムに入ってからはねのけたのだ。 ロスタイム1分、中央からの縦パスがこぼれたところをFWロイスが押し込んだ。さらに2分後、信じられないようなフィナーレ。クロップ監督は「すごく、すごくうれしいよ。何が起きたのか説明できないけど、とにかく今夜は眠れそうにない」と興奮しながらまくしたてた。 ドルトムントは今CL、10戦無敗。加えてこの日、トーナメントに不可欠な勢い、それも奇跡的な勢いを得た。16年ぶりの覇権奪回に向け、「ドイツの雄」が突き進む。 PR情報
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