平壌が“火の海”になることも辞さないという覚悟の表れ!? 北朝鮮は5日、朝鮮半島情勢の緊迫を理由に「安全を約束できない」として、在朝大使館に外交官らの退避を検討するよう異例の要請をした。ところが、外交筋は「さらなる緊張をあおるための演出」として、受け止め方は冷ややかだ。一方、悪名高い、あのハッカー集団が今週、金正恩第1書記(30)を逆に挑発する行動に出ていた。
ロシアのインタファクス通信によると、北朝鮮政府から通知を受けたロシア外務省当局者は「われわれは客観的に状況をみている。外交団退避は1日や2日、あるいは1週間ではできない。事態の展開に応じて手続きが必要となる」と語り、当面は事態を静観する方針を示唆した。
当局者は、すぐに武力衝突が起きるとは考えていないとも指摘。大使館の報道官も「(退避の)提案は参考として受け止めた。まだ何も決めてはいない。大使館は通常通り機能している」と述べ、北朝鮮による“演出”との見方を示唆した。
そんな見え透いた手口で緊迫感をあおる北朝鮮に対し、国際的ハッカー集団「アノニマス」が正恩氏を笑いものにし、逆に挑発した。
アノニマスは、北朝鮮がプロパガンダで利用している公式ツイッター「uriminzok」(我が民族同士)のアカウントに侵入。乗っ取った同サイト上で、正恩氏をコケにしたイラストを掲載した。懸賞金100万ドル(約9700万円)と銘打ち、西遊記の猪八戒を模したイラストの顔部分に正恩氏の顔をはめ込み、腹にはミッキーマウスのイラストを書き込んだ手配書をアップした。正恩氏はディズニーファンで知られ、「核兵器が好きなミッキーマウス」と皮肉った格好だ。
ただでさえ瀬戸際に追い込まれている正恩氏が、この猪八戒イラストで暴走の引き金を引きかねないという不安の声もある。というのも、2年前に韓国軍が射撃訓練で血みどろになった金一族の写真を標的にしたことが判明し、北朝鮮は激高。韓国の国防長官の暗殺予告や実際に砲撃行為にも及んでいたからだ。挑発イラストに正恩氏がハラワタを煮えくり返していることは間違いない。
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