【トルコ・イスタンブール発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦2試合が9日(日本時間10日)に行われ、レアル・マドリード(スペイン)は敵地で2―3で敗れたが、合計スコアを5―3として3季連続で4強入り。エースFWクリスチアーノ・ロナウド(28)の2得点で難敵を振り切った。
ホームでの第1戦を3―0で完勝し、優位に立って臨んだアウェー戦で待っていたのは、スタジアムの俗称にもなっている「地獄」だった。
前半7分にカウンターからC・ロナウドが右足で先制点を奪い、熱狂的なガラタサライのサポーターを黙らせた。だが、後半に猛攻を仕掛けたガラタサライにボールを支配され、防戦一方。12分にDFエブエに同点弾を浴びると、25分にはMFスナイデルに決められた。さらに2分後には右からのグラウンダーのクロスをFWドログバが鮮やかなバックヒールで失点。あっという間の3失点で、スタジアムの雰囲気は一変した。
36分に再びドログバに決められたかと思われたが、オフサイド判定に救われた。45分にはDFアルベロアが2度目の警告で退場して数的不利になったが、エースが前半に奪ったアウェーゴールが最後にモノをいった。最後までガラタサライの猛攻をしのぐと、ロスタイムにカウンターからC・ロナウドがゴール。これで試合を決めた。
MFシャビ・アロンソとDFセルヒオ・ラモスが出場停止のため、GKロペスを除いた先発のフィールド選手10人すべて外国籍選手で臨んだのはクラブ史上初。スペイン人排除戦略をとったモウリーニョ監督(50)への更なる批判も避けられないなか、エースはきっちりと結果を出した。
「途中で試合が難しくなったのは僕らの責任。サッカーの試合は90分ある。気を抜いてはいけない。ただ、試合には満足している。僕は自分の仕事をしただけ」。この日の2得点で今季11点目、欧州CL通算49得点となり、レアルの英雄・ディステファノに並んで史上5位になった。進化を続ける「CR7」(C・ロナの愛称)は欧州制覇にまた一歩近づいた。
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