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'13/4/10

老朽の呉駅西ビルの改修検討



 呉市は、老朽化が進んでいる呉駅西共同ビル(宝町)の改修を検討している。貸店舗、事務所や公共施設としての活用などを考えていく。

 旧市交通局の本社ビルとして、1986年にできた。鉄骨8階建てで、市営駐車場や駐輪場も含む延べ床面積は計約2万700平方メートル。当初は交通局が事務所部分を全て使用していた。その後の機構改革などで空きフロアが生じ、一部を呉商工会議所などに有償で貸していた。

 昨年4月の交通局廃止で、市が管理している。呉商議所は新ビルに移転。現在は1、2階に交通局のバス事業を引き継いだ広島電鉄(広島市中区)が入居し、3階に広島県信用保証協会呉支所、8階の一部にNPO法人が入っているだけ。4〜7階は空いている。

 市はJR呉駅前のにぎわい創出につなげたいと考えており、管財課は「そごう呉店跡地の利用の動向も見ながら考えていきたい」としている。

【写真説明】呉市が改修を検討している呉駅西共同ビル




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