政治【阿比留瑠比の極言御免】公明党は足を引っ張るな+(1/3ページ)(2013.4.11 01:13

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【阿比留瑠比の極言御免】
公明党は足を引っ張るな

2013.4.11 01:13 (1/3ページ)公明党

 北朝鮮がいつ弾道ミサイルを発射するか分からず、国民の不安と緊張が高まる中で、安倍晋三首相が小泉純一郎内閣の官房副長官だった約10年前のあるエピソードを思い出した。首相が官邸内で日本の安全保障上の課題と懸念事項について議論しようとしたところ、先輩議員がこう言って話を打ち切ったという。

 「そういう話をしたら、そんな事態が本当に起きてしまうじゃないか」

 砂に頭を突っ込んで、身に迫る危険を見ないようにして安心する「ダチョウの平和」(自民党の石破茂幹事長)の典型例だろう。

 その後、日本を取り巻く国際環境は格段に厳しさを増した。自民党は当時に比べ現実を直視し、「今そこにある危機」(首相)と向き合うようになっている。

 ところが、十年一日の如く変わらないのが与党・公明党だ。山口那津男代表は9日の記者会見で、安倍政権が目指す憲法改正についてこう述べた。

 「間もない選挙(次期参院選)の争点になるほど熟した議論になっていない。有権者の率直な感じは、自分たちの生活や仕事にかかわる政策課題について聞きたいということだろう」

 「平和の党」を自任する公明党らしいが、ピント外れだ。憲法改正については自民党のほか、日本維新の会もみんなの党も新党改革も掲げている。

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