実体のないカンボジアでの事業への投資を持ちかけて現金をだまし取ったとして、警視庁生活経済課は7日、詐欺の疑いで貿易会社「オネスティジャパンインセプション」(東京)の元社長中村修作容疑者(49)=東京都中央区勝どき=ら10人を逮捕した。
捜査関係者によると、同社は2010年以降、高配当をうたい、全国の約1100人から総額16億円を集めたとみられる。沖縄県の出資者が約330人を占め、大阪府、北海道が次いで多い。
逮捕容疑は昨年5~9月、カンボジアの観光事業などに出資すれば高配当を支払うと持ちかけ、那覇市の自営業男性ら4人から計3700万円をだまし取った疑い。
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