「帰ってきたフィギュアの女王」キム・ヨナ(22)=写真=が6月にアイスショー「オール・ザット・スケート2013」を開催することになった。6月21日から三日間、ソウル・オリンピック公園体操競技場で特設リンクに立つ。
キム・ヨナは2010年以降、年に2回アイスショーを開催してきたが、今年の出演は1回だけ。10カ月後に迫ったソチ冬季五輪に向け着実に準備するためだ。2年近いブランクを破って復帰したキム・ヨナはソチ冬季五輪に出場後、引退する意向を示している。このため、今回の公演はキム・ヨナが現役選手として韓国のファンの前で演技を披露する最後の舞台となる。
キム・ヨナのほかに出演が決まっているのは、06年トリノ冬季五輪男子シングル2位のステファン・ランビエール=スイス=、10年バンクーバー冬季五輪女子3位ジョアニー・ロシェット=カナダ=など。世界選手権で4回優勝という経歴を持つカート・ブラウニング=カナダ=も出場する。昨年の公演で「白鳥の湖」の曲に合わせバック転などサーカス並みのアクロバットをダイナミックかつコミカルに表現したロシアの男子同士のペア、ウラジミール・ベセディン&アレクセイ・ポーリシュクも再び韓国にやって来る。