「極めて遺憾」「国に抗議」=日台漁業協定を批判―仲井真沖縄知事
時事通信 4月10日(水)20時47分配信
沖縄県の仲井真弘多知事は10日、日台漁業協定締結について「沖縄県からの要望が全く反映されておらず、台湾側に譲歩した内容で極めて遺憾」と批判するコメントを発表した。
この中で知事は、「合意により漁場競合の激化や好漁場の縮小は避けられない」と指摘、「国に対して強く抗議する」としている。
沖縄県は、県内漁業者の意向に配慮して同県の尖閣諸島周辺での台湾側の操業を認めないよう、昨年11月から3回にわたり国に要請してきた。
最終更新:4月10日(水)20時48分