政治【猪瀬直樹知事会見詳報】「ペットボトルの水にお金払っても意味がない。水道水を飲めばいい」+(5/5ページ)(2013.4.7 07:00

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【猪瀬直樹知事会見詳報】
「ペットボトルの水にお金払っても意味がない。水道水を飲めばいい」

2013.4.7 07:00 (5/5ページ)猪瀬直樹都知事
定例会見に臨む猪瀬直樹知事=5日、都庁

定例会見に臨む猪瀬直樹知事=5日、都庁

 --政府が2日に電力制度の改革方針を閣議決定した。猪瀬知事の都政への影響はどうお考えか

 「東京電力の改革を通じて、東京電力の分社化体制、つまりカンパニー制、これは一種の発送電分離の原型にあたるものであります。そして、そういう改革の中で、電力の自由化と発送電分離という話が出てくる。ただし、今のところ新電力の育成という意味では、まだまだ後れを取っていると思います、政府は。新電力のシェアを高めない限りは、電力独占体制というものは身じろぎもしない。そういう状況にあるんですね。ちょうど1年近く前ですが、前の政権に対しても新電力のシェアを30%にするというぐらいのつもりでやっていただきたいと言ってありますが、今回のその電力の競争力どうつけるかということについては、あえてこれからそういうことを言って、そして政府のいろんな分野にそういう情報をきちんと確認を取って、『30%なければ無理ですよ』というぐらいのつもりでやらないとですね、新電力の電源が足りないんです、結局は。自由化は絵に描いた餅になってしまう。具体的なものをきちんと数字を出してもらって、仕事を進めたいと。こういうふうに思っています」

 --6月の都議選。争点はどういうものが上がってくると見ているか

 「都議会で予算を巡って、さまざまな議論がありました。その議論の中に、多様な意見が出てまいりましたが、基本的にはみなさんが予算を、都議会の皆さんが予算を議決してくれたということは、その議論はその枠の中にしかないんだというふうに考えていいんじゃないでしょうか」

 (事務方が耳打ち:1トン、200円だそうです。)

 「あっ、そうか。2円って言ったのなんだっけ。1リットルということか。ちょっとさっき言い間違ったから直すけど、1トン、200円。1リットル、2円ということになるのかな。(事務方に向かって)計算してみろよ。(事務方:水道水が・・・)分かってるよ。そういうことじゃないんだよ。1トン、200円。だから1リットル、2円という意味かなって言ってるのよ。前に僕は東南アジアでプレゼンテーションやりましたからね。つまりペットボトル2本で2円だということになるのか、0.2円かもしれない。(事務方に向かって)ちょっと計算しろよ、今すぐに! ただ、結果だけ出してくるんじゃなくて、ロジックとしてしゃべってるんだから、ちゃんとロジックになってなきゃダメだよ。いずれにせよ、1トン、200円というのは分かるね。1トンの大きさは。1メートル、1メートルの…。1リットルは、だから2円なのか、0.2円なのか、はい計算して!(事務方:0.2円)0.2円。だからそういう時にロジックで話しないと。1トン、2円は間違い(ママ)で、1トン、200円です。だから1リットルは0.2円ですと書いとかないとロジックにならない。以上でいいですね。0.2円。だからペットボトルあんまり飲まなくていいから、水道の水でいいんだよということを言っているわけで、水道の水がそうやって飲めるところなんかないんですよ。僕なんかは、毎日ジョギングしてますけど、公園の水飲んでますからね。水道の水。走って、途中でのど渇いて」

 --相模湾を震源とした関東大震災から今年で90年。防災という意味で心構えを

 「関東大震災90年。それとやっぱり東日本大震災、いま2年過ぎたところですが、東日本大震災で僕は皆さんが、僕自身も含めて目が覚めた思いだというふうなことで、あの被災地の住民の方々に思いいたす想像力があれば、あの関東大震災では、被服廠に追い詰められて、黒こげになった。そういう悲劇に対して、また、その90年の時間を超えて、思いをいたすことがやっぱり大事だろうというふうに思います。3月10日に東京大空襲の日と、それから関東大震災と合わせてですね、そういう慰霊を行っているわけです。ぜひそのお参りに行っていただきたいと思います。以上です」

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