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政治
【猪瀬直樹知事会見詳報】「ペットボトルの水にお金払っても意味がない。水道水を飲めばいい」
「そして、基本的には利用者があって鉄道は成り立っている。そういう意味での公共性があるということですね。ただ、乗客が少しずつ少子高齢化社会の中で、通勤客が減っている。これはだから、かつて大阪で南海ホークスとか、阪急ブレーブスとか、近鉄バファローズとか、球団を維持できなくなった。それは通勤客が減っているという態勢の中で、そういうことが起きた。そういうことでありますが、当然、西武秩父線沿線の住民や、所沢球場(西武ドーム)で野球見たいというファンや、そういうことを含めて、鉄道経営というのは、単に公開買い付けで解決するものではないということは僕もそういう考えであります」
--ニューヨーク出張で現地で地下鉄を視察されると聞くが、どういう所を見たいのか。地下鉄一元化に向けて改めて意気込みを
「ニューヨークは早い段階で地下鉄一元化した。ただね、地下鉄のきれいさとか、マナーという意味では東京の方がずっと上ですね。ニューヨークは24時間運転している。これは複々線ということもあるんですね。そういうことをいろいろと視察する。地下鉄だけではなくて、電力関係の視察もいたします」
--地下鉄一元化への思いを
「九段下のバカの壁が取れ、地下鉄の中でメールをできるようになった。これはメトロも都営も全部そうなった。3月いっぱいでひとつの区切りがついたわけですね。先ほどご質問あったように、じゃあ、これからの東京の鉄道の利用者、どういうニーズがあり、どういう形が最も良いのか、これ一元化がひとつの正しい選択だと僕は思っていますが、全体の乗客数の減少とか、今後ですね、少子高齢化社会の中で、そういう中でどういうモデルが一番良くて、どういう形で一元化に移行するプロセスが良いのか、これはもちろん東京メトロと東京都営地下鉄で話し合いをするだけではなく、東京の私鉄のさまざまな代表者とも意見交換をしていくということが大事だろうと思っています」
--今年7月で1943年の都政が施行されてから70年になる。節目の年だが、どう受け止めているか。何か行事を考えているか
「70年って、何か節目になりますかね」
--区切りがいいので
「だったら10年ごとに区切りがいいよね。まあ考えておきましょう。はい」
--今のところ特に予定はないか
「当面やることがいっぱいあり過ぎて、それはそれでちょっと考えてみますけどね」
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