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政治
【猪瀬直樹知事会見詳報】「ペットボトルの水にお金払っても意味がない。水道水を飲めばいい」
【質疑応答】
--鳥インフルエンザについて。中国で感染が相次ぎ、6人死者が出て、政府が警戒を強めている。世界保健機関(WHO)はタミフルが有効と発表しているが、東京ではどのような対応を検討しているか
「中国で感染者が14人というふうに発表されていますが、東京はタミフルを768万人分用意してあります。もし人から人への感染が日本で確認された場合、これは厳しい法律があって、大げさに言えば、戒厳令のようなものがあるわけです。その時のために、この4、5年かけて768万人分までタミフルを増やすことができ、貯蔵しています。もし何かあったら、それをすぐに使うということであります。それからもちろん、ツイッターやホームページを活用して、情報発信を速やかに行い、情報が隅々まで行き届き、1人1人がすぐに対応できるような、保健所の態勢も組んでやっていきたいと思っていますが、まあ今のところ人から人への感染ということではないようですので、まず様子を見ていくということで注意していきたいと思っています」
--高度水処理について聞きたい。知事は五輪招致でロンドンに行かれた。ロンドンで2種類の水を飲んだと思う。ガス入りとガスなし。東京の水はノーガス。ガス入りの水は東京でも飲めるのか
「ロンドンでは炭酸入りの水が天然水で取れるわけですね。ですから、それがあるわけですけれども、東京では、蛇口から水道の水が飲めるわけで、ロンドンは必ずしも蛇口から水を飲めるわけではありません。蛇口から水を飲むということができる。わが国ではなぜかペットボトルが流行していますけれども、普通の水道の水を飲めばいいわけで、そんな恵まれた国はあんまりないんですね。軟水ですから、消化というか、内蔵にも問題はないわけです。飲みやすい水をわれわれは毎日飲んでいて、1立米、1トン分でわずか2円ですよ(後に200円に訂正)。150円のペットボトル、500ml、2本で1リットル、それで300円払ってても、まあ、あんまり意味がないというふうに思います」
--都庁舎の改修工事。2009年に方針が出されて、震災などを受けて、2月に新たな方針が出された。760億円ほどの改修費用という数字が出たが、どうお考えか
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