3月の韓国ハッキング被害 北朝鮮が悪性コード流布
【ソウル聯合ニュース】先月に発生した韓国の主要放送局や金融機関に対するサイバー攻撃は北朝鮮の仕業だと、韓国政府関係者が10日、明らかにした。
アクセス経路などを分析した結果、2月中旬に北朝鮮の偵察総局が悪性コードを送り込んだことを確認したという。偵察総局はこれまで数十種類の悪性コードを流布・活用。このうち、一部を今回のサイバー攻撃に再活用したと韓国政府はみている。きょう午後に調査結果を正式に発表する。
韓国では先月20日、KBSなど主要放送局と金融機関のコンピューターサーバーが一斉にダウンする事件が発生。北朝鮮によるハッキングの可能性が高いとみて調査を進めてきた。
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