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【大リーグ】

ネーサンが通算300セーブ達成 最後は“疑惑”の見逃し三振で本人も苦笑い

2013年4月10日 紙面から

◇レンジャーズ5−4レイズ

 苦笑いの記録達成だ。守護神ジョー・ネーサン(38)は8日、地元アーリントンでのレイズ戦に5−3の9回から登板。“誤審”に助けられ、2安打1失点で通算300セーブ(今季2セーブ目)を達成した。同日、球団公式サイトが報じた。

 1点差に詰め寄られ、なお2死一塁でフルカウント。ネーサンが投じたカーブはほとんどワンバウンドの低さで、コースも外に外れていたが、フォスター球審はストライク判定。見逃し三振となったゾブリストが頭を抱え、レ軍のマドン監督も猛抗議したが、もちろん判定は覆らず、本拠地球場では祝福の花火が何発も打ち上げられた。

 試合後にビデオを見直した同球審は「もう一度判定させてもらえるならば、ストライクとは言わない」と誤審を認めた。ネーサンが「ラッキー。自分は試合終了だと気付いた最後の人間だったかもね」とニンマリする一方で、マドン監督は「こんな判定は大リーグではあり得ない」と腹の虫が治まらない様子だった。

 

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