白票(無効票)が当選者の3倍以上の怪
自公に近いはずの雑誌で驚愕の事実を明らかにされた。
北海道1区の白票(無効票を含めての意味であろう)が20万票に対して、当選した自民党候補はその3分の1に満たない獲得数で当選したと報じている。また白票等を議席数に置き換えると、300小選挙区中、その90%以上にあたる288議席に該当するという。この試算内容を吟味していないので早計な物言いは避けるべきだが、「異常な白票、いや無効票の存在」がここでクローズアップされる。同雑誌では「白票こそが民意」 の如き無味乾燥な見解を主張しているが、例えば北海道1区では未来の党の候補者はいないものの、新党大地の候補の獲得数が少なすぎる感が否めない。反原発・反消費税の投票者が新党大地に投票せず皆白票、若しくは無効票を投じたとは常識的には考えにくい。
ここで白票及び無効票のチェックの必要性を再認識した。
次回は時系列得票数の問題に踏み込んでみたい。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130113-00000301-bjournal-soci 昨年12月16日に投開票された衆議院選挙は、自民党が294議席を獲得して圧勝したが、見方によっては、棄権と無効票を合わせた「白票」が382議席相当の最大勢力になることが、独自の試算から明らかになった。
試算は、小選挙区は「白票」が当選者の獲得投票数より多くなった場合、その選挙区は国会に選出議員を送れず、議席は空席とするという方法で行った。 例えば北海道1区では5人が立候補し、自民党の船橋利実が8万6034票で当選したが、「白票」が20万7592票で船橋利実を上回り、北海道1区は国会に代表を送れず、空席になった。 この試算方法をすべての小選挙区に対して当てはめたところ、300小選挙区のうち288選挙区で「白票」が最多のため空席になり、残りは自民党11議席、民主党1議席という結果になった。 ●比例でも「白票」が議席の半数以上 比例代表は、「白票」も政党と同じ扱いで議席配分を行い、配分された議席を空席にした。投票率が下がれば下がるほど、「白票の民意」が伸びていくことになる。 例えば北海道ブロックは、実際には自民3、民主3、維新1、公明1、大地1だったが、「白票」が有権者の4割強を獲得したため、空席5、自民1、民主1、大地1という結果になる。 他の比例ブロックも同様の試算を当てはめると、比例代表では180議席中94議席分が空席になり、小選挙区と比例代表を合計しても、与党・自民党はわずか43議席にとどまる。 ≫ |