2013-04-09

国連職員の友人にメイロマさんについて聞いてみた

国連職員と言ってもタイプがあり、G(general)スタッフとP(professional)スタッフに別れているらしい。

事務員はGスタッフといって学歴など関係なくなれるかわりに Pスタッフサポートする。

Pスタッフプロジェクトを立ち上げたり、そのための論文を発表したり、支援金を各国からとりつけたり、

プロジェクトで国に干渉したり、協力したり…、そういう仕事をする人達

学歴によるヒエラルキーはかなりしっかりしていて、Pスタッフはだいたい3カ国語以上話せる人が多く、学位博士以上。

修士では論文が出せないからPにはなれないらしい。

メイロマさんはイタリア国連関連組織FAO(食糧農業機関)で情報通信士として2003〜2007まで働いていた。

そもそも、FAO自体は国連の主要な組織ではないっぽい…(もちろん重要組織だが、花形ではないという印象)。

彼女学歴法政大卒、シラキュー大学修士課程修了。IT系のGスタッフだったと思われる。

Pスタッフである友人には「FAOは変な人多いから…」と言われ話は終わった。

自分が知ってる国連職員はエリートというよりもスペシャリストの集まり、というイメージ

学歴も、博士号論文語学力も「自分のやるべき分野」に必要な物であって、鼻に掛けるものでも笠に着るものでもない。

逆にスペシャリストとして認められれば語学が2カ国語しかできなかろうが、学位が足りなければ学位を取りにも行かせてくれる。

学歴社会ではあるが、同時に実力社会でもある。

しかメイロマさんの発言は「英語」「働き方」が多く、はあまりスペシャリストイメージがない。

IT専門家だというが、彼女の発言で専門分野について注目を浴びたものはあまり見かけない。

メイロマさんが英語ツイートしたがらないのは「実は英語が下手」だからではなくて、

英語圏コミュニティ自分が何を言ってるのかバレるのが嫌なんじゃないか…と思った。

海外では日本語は「内緒話をするための暗号」だ。

メイロマさんの言動から日本人の働き方や意識を痛烈に批判してるわりに、日本人の感心や注目を集めたがってるように見える」という矛盾をずっと感じていた。

自分にはこんなキャリアがあって海外で働ける、といいつつ「日本国内限定の著名人」になる矛盾

彼女書籍は読んでないが働き方や日本批判がメイン。

すべての言質が「自分活躍できなかった」ことに対する恨み辛みをはらしているように見えてしまう。

スペシャリストになりきれなかった彼女挫折感が炎上芸風のモチベーションなのかもしれない。

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