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東京・北区職員ら贈収賄容疑で逮捕4月9日 21時19分
東京・北区の職員が、区立中学校の新築工事の受注に便宜を図った見返りに、建設会社の役員から現金500万円のわいろを受け取っていた疑いが強まったとして、警視庁は、2人を贈収賄の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、東京・北区の営繕課の主任主事、多田忠久容疑者(59)と北区にある建設会社「新英興業」の専務大畑勇夫容疑者(61)です。
警視庁の調べによりますと、多田主任主事は、おととし5月に行われた区立中学校の新築工事の入札で、予定価格に近い金額を漏らした見返りに、同じ年の9月上旬、大畑専務から現金500万円のわいろを受け取ったとして、収賄の疑いがもたれています。
中学校の工事は、予定価格が28億8千万円で新英興業など3社でつくる共同企業体が26億8千万円で落札したということです。
警視庁は、わいろの受け渡しなどの詳しい経緯について調べを進めることにしています。
北区の小野村弘幸職員課長は、「職員が逮捕されたことについては大変申し訳なく思っています。
事実関係の調査については捜査に全面的に協力していきます」とコメントしています。
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