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できごと
不正カードで中国からネット通販→日本人になりすまし受け取り 中国人の「受け子役」8人書類送検
2013.4.9 19:17
他人宛ての配達商品を日本人になりすまして受け取ったとして、京都府警サイバー犯罪対策課などは9日、私印偽造・同使用容疑で、京都市伏見区の中国人留学生の男(23)ら8人を書類送検した。「罪になるとは思わなかった」などといずれも容疑を認めている。
商品の購入には不正入手したクレジットカード情報などが使われ、中国から日本のインターネットサイトで日本人名義で注文されており、府警は背後に中国人の組織が関与している可能性もあるとみている。
23歳の男の書類送検容疑は昨年8月16日、同市伏見区のマンションで、日本人名義の宅配便を本人になりすましパソコン2台を受け取り、配達伝票に署名したとしている。
同課によると、男らはいずれも京都市内の日本語学校に留学している中国人。留学生向けの情報サイトなどで受け取り役を募集するアルバイトの存在を知ったという。男らは、家電や衣服など配達された商品を、別の中国人に渡しており、1回あたり千円の報酬を得ていた。
中国人らによる同種事件が全国で多発。府警などは昨年11月、中国人留学生向けに、なりすましで商品を受け取るアルバイトの注意を促すパンフレットを制作し、府内の日本語学校などに配布していた。
今回、学校側がパンフレットをもとに留学生へ注意を呼びかけたところ、「小遣い稼ぎとしてやっていた」と8人は自ら犯行を申し出たという。
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