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佐渡沖 石油・天然ガス試掘へ
4月9日 12時21分

佐渡沖 石油・天然ガス試掘へ
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資源エネルギー庁は、石油や天然ガスが大量に埋蔵している可能性もある新潟県の佐渡の沖合の海底で、商業生産ができるかどうかを調べるための試掘を、来週にも始めることになりました。

これは、茂木経済産業大臣が9日の閣議のあとの記者会見で明らかにしたもので、試掘は新潟県の佐渡の南西およそ30キロの沖合で来週にも始まります。
資源エネルギー庁のこれまでの調査で、この海域では海底から2700メートル下の地層が、石油や天然ガスがたまりやすい構造となっていることが分かっており、その範囲が100平方キロメートル以上に及んでいることから、国内としては大規模な油田やガス田となる可能性もあるということです。
今回の試掘では、この地層まで穴が掘られ、石油や天然ガスがどの程度、採掘できるのかや、商業生産が可能かどうかが調べられることになっています。
資源エネルギー庁によりますと、日本で油田やガス田の試掘が大規模に行われるのは、およそ10年ぶりだということで、化石燃料のほとんどを海外からの輸入に頼る日本にとって有望な国産資源となるか、試掘の結果が注目されます。

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