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韓国 「発射はあすの可能性」
4月9日 12時21分

韓国 「発射はあすの可能性」
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韓国国防省は9日、北朝鮮が弾道ミサイルの発射に踏み切るとすれば10日になる可能性が高いとみていることを明らかにする一方、北朝鮮が発射を国際機関に通知していないことから、引き続き注視しています。

韓国国防省の報道官は9日、記者会見で、北朝鮮が中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられる機体を日本海側に運んだことについて、発射に踏み切るとすれば、「あす=10日の可能性が高いという判断になるだろう。ただ、北朝鮮しだいで日付は変わることもある」と述べました。
こうした判断は、北朝鮮がピョンヤンにある外国の大使館などに対して、「戦闘が起きた場合、10日以降、大使館などの安全を保証できない」として外交官の国外退避を検討するよう呼びかけたことなどに基づくとしています。
また、報道官は射程が数千キロの中・長距離の弾道ミサイルを発射する際は、一部が周辺の海上などに落下するおそれがあることから、事前に国際機関に通知するのが原則だと指摘したうえで、「北朝鮮がそうした通知をしたのか、確認されていない」と述べ、アメリカと連携して引き続き注視する考えを示しました。
一方、韓国軍は9日、日本海側で陸・海・空軍の主力兵器を投入して定例の砲射撃訓練を実施していますが、その様子はメディアに公開しておらず、北朝鮮を過度に刺激しないためだという見方が出ています。

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