KING JIM マウス型スキャナ MSC10 レビュー
11 04, 2012
長らく放置していたブログですが、突然と不思議に再開をしようと思い立ち、デザインを一新して再会することにしました。これから新生デンジパをよろしくお願いします。
さて、いきなりですが主題です。タイトルとアフィリエイトリンクの通り、KING JIMから11月2日に発売されたマウス型スキャナ MSC10 を購入しました。先に結論から言います。
非破壊スキャン(特に俗にいう薄い本)を目当てに買うと役に立ちません。
アフィリエイトリンクを貼っておいて何ですが、あえて否定的なことを書くことによって何かを生むことになるかと思いエントリを書きます。
理由は以下の3点。
1. 端のスキャンができない!
製品名の通りマウス型のスキャナです。つまり対象物の上をマウスの下部に開いている四角い読み取り部分を全体にスライドさせて読み込む必要があります。今目の前に本を置いてその上でマウスを動かしてみましょう。端までくまなく動かすことができますか?多分端ではマウスが斜めになったりしてかなり難しいでしょう。ましてや本のような中央が段差になっているとマウスが入り込めず、かなり中途半端なスキャン結果になってしまいます。
2. 必死に頑張らないと歪む!
マウスの移動位置を座標として使い、スキャンした画像を重ねて一枚の画像にするという発想はとてもいいと思います。また、ソフトウェアはとても優秀で、結構リアルタイムで頑張って補正してくれます。しかし…歪む!どうしても広い面積を読み取るために往復を繰り返すとだんだんと傾いて四角形の物をスキャンしているはずなのに端の線があらぬ方向に傾いたり残像のごとく絵がズレて重なったりしてしまいます。アニメでも見ながら気楽に片手てスイスイスキャンするみたいな妄想をしていたけれどそれどころではありません。何度も失敗を繰り返し一回一回精神を集中させて歪まないようにスキャンに挑まなければいけません。
3. テカテカした物をスキャンするともっと歪む!
マウスもてかてかした机の上だと光学式だとポインタがあらぬところに吹っ飛ぶことありますよね。よく考えればわかることだったんですよ。2では何度も往復するたびにだんだんとずれたりするのですが、テカテカしたものだと横に動かしていただけで段々と傾く。もうその時点でまともなものがスキャンできるはずがありません。修正しようと往復すると更に歪む!人間のイラストをスキャンしていたら阿修羅像の画像ができていた。そんなことが簡単に起こりえます。
というわけで少なくとも私には購入用途にあわず、お蔵入りとなりそうです。
しかし前述もしたとおりソフトウェアはかなり気合を入れて作られており、製品コンセプトとしても面白く、良いアプローチであることは間違いありません。光学式でなく、ここは敢えてボールマウスにしたらいいのではないかとも思いました。薄い本を非破壊スキャンしてデータは保存し、残った本は売ってお金とスペースの二兎を得るみたいなセコいことを考えた人間にバチがあったったのかもしれません。ちょっとしたイラストや百科事典の記述、新聞の切り抜きをスキャンする程度ならば普通に使えると思いますので、ちょっと高いですがそういう用途によく利用したい方は買ってみたらいかがでしょうか。
最後に何度も失敗してスキャンした物を置いておきます。
(初期設定で50%に縮小しています。また容量オーバーのためJPGに80の品質で圧縮しています)
改めて見ると、そこまでひどいわけでは無いような気もしますが、これが一度でできれば良いんですが何度も繰り返した結果ですからねえ…。
せっかく柳生ちゃんとかスキャンして楽しもうと思ってたのに…。ところで柳生ちゃんのフィギュアいつ発売するんですかね。造形だけは結構前から発表していた気がするんですけど。