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3人に1人 交際相手から暴力4月9日 4時59分
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交際相手からの暴力、いわゆる「デートDV」に関する相談件数が増えていることを受けて、東京都が若者を対象に初めて実態調査を行ったところ、3人に1人が交際相手から何らかの暴力を振るわれた経験があることが分かりました。
交際相手から殴られたり、大声で怒鳴られたりする「デートDV」に関する相談件数は年々増え、平成23年度に東京都の窓口に寄せられた相談は481件と、5年前の2倍以上に増えました。
東京都は、都内に住む18歳から29歳までの若者2000人を対象に実態把握に向けた始めてのアンケート調査を行いました。
その結果、現在交際している相手や過去に交際していた人から「デートDV」の被害を受けたことがあると答えた人は37%と、およそ3人に1人に上ることが分かりました。
このうち被害に遭ったと答えた女性は42%で、男性よりも11.1ポイント高くなっています。
被害のうち最も多かったのが、「大声でどなったり、傷つくことばを言われたりする」で18%、次いで「交友関係や電話、メールを細かくチェックされる」が17%、「殴られたり蹴られたりする」が13%などとなっています。
東京都は、調査結果を受けて、暴力を予防する活動に力を入れていくことにしています。
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