まるでコーヒーのような「濃い色」で知られる歌手松崎しげる（６３）が８日、都内で行われた、３倍濃縮エスプレッソを使用したカフェラテ「マキシム　トリプレッソ」の発売記念イベントに出席した。

　濃いカフェラテに、日本有数の濃い歌手の濃い歌声を聴かせるとのコンセプトで、松崎が自ら工場に出向きエスプレッソの本場イタリアの古典楽曲「誰も寝てはならぬ」の替え歌を熱唱。そうして生産された３３万本が９日から限定販売される。

“世界３大テノール”の故ルチアーノ・パバロッティをほうふつさせる堂々とした歌声を披露した松崎は、２体の“分身”人形を従えて「これ２つで何百万円もかかっている。自分のコンサートで使いたい」と上機嫌でコメント。

　さらに「人生経験を積めば積むほど、僕の場合は声の幅が広がる。明日は子供２人がそれぞれ小学校と中学校の入学式。掛け持ちして出席する。ＰＴＡで機会があれば、わらべ歌からオペラまで披露したい。家で子供たちと合唱しているときが僕の至福の瞬間」と語った。

　それにしても、相変わらず見事な色黒ぶり。松崎は「夏は海にガンガン行くが、今の時期は自然光と『マイアミ』と名づけている自宅の日焼けマシンで焼いている。松崎しげるが白くなると病気じゃないのかといわれる。企業努力です。僕が体調悪い時は紫色に変わる」と笑わせた。