右ヒジ痛で出場選手登録を外れている館山昌平投手（３２）が、１２日に右ヒジ靱帯の再建手術を受けることになった。全治には１年が掛かるとされ、今季中の復帰は絶望となった。今季は自身初となる開幕投手を務めたが、５日のＤｅＮＡ戦（神宮）で右ヒジの違和感を訴えて降板。６日に検査を受けた結果、２００４年に再建手術を受けた靱帯が断裂していたことが分かった。

　再断裂の可能性を覚悟していたという館山は「ここまでよく（ヒジが）持った。優勝する力になれるよう、監督の駒として働きたいと思っていたので残念だが、試合中に切れたので悔いはない」と淡々と話した。