サッカー欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦(3日=日本時間4日)でレアル・マドリード(スペイン)はガラタサライ(トルコ)に先勝。一方で、試合前日にジョゼ・モウリーニョ監督(50)が起こした“事件”が大きな波紋を呼んでいる。
発端は、スペイン代表GKイケル・カシージャス(31)との確執問題。昨年末から騒がれたが、1月にカシージャスがケガで戦線離脱したことで沈静化。モウリーニョ監督も今季限りでの退団を口にしたこともあり、話は収束したと思われた。
ところがカシージャスのケガが治ったにもかかわらず、指揮官は守護神の扱いをコロコロ変えた。ベンチ入りさせたと思えば、次の試合はベンチ外でスタンド観戦。こうした起用法に「モウリーニョはカシージャスが選手代表としてスポークスマン的に話すことを快く思っていないからだ」との声も出た。
さらに、ガラタサライ戦の前日公式会見に臨んだ指揮官は信じられない行動に出た。あるラジオ局の記者が「レアルは7試合連続失点中だが、どう思うか」と質問すると「ディエゴ・ロペス(カシージャスの代役GK)のプレーを批判するのは公平な目を持っていない人だけだ」とぴしゃり。おまけに、質問者のラジオ局記者が以前書いたカシージャス擁護の記事が書かれた紙をポケットから取り出し、いきなりそれを読み始めたのだ。
その記者はカシージャスと仲が良いことで知られており、モウリーニョ監督は最近質問の機会を与えていなかった。それが、CLの公式会見の席であえて質問させ、記者をおとしめるかのような行動。名将の異常なやり口には、スペインの辛口評論家たちも「そこまでする必要があるのか」とあきれるばかりだった。
ただ、代役のGKロペスは好セーブ連発で勝利に貢献。何かとお騒がせのモウリーニョ監督の手腕に曇りがないのも確かなのだが…。
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