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開館日

閉館日

施設情報

開館時間
9時00分〜21時30分
※催し物の時間はご確認ください
施設入場料
無料
※プラネタリウム観覧料
小・中学生100円
高校生以上500円
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東京都足立区栗原1-3-1
☎ 03(5242)8161
  • 足立区こども未来創造館
  • 足立区西新井文化ホール
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全天周デジタル映像システムによる
多目的超高精細デジタルドームシアターを実現 世界最高レベルの全天周超高精細映像を投影できる「SUPER MEDIAGLOBE-II 7K」を導入

投影装置の性能ドーム全天解像度7,000ピクセル(直径)相当を実現

当館のドームシアターでは、ドーム周辺に配置された5台の4Kプロジェクター(フルハイビジョンの4倍以上の解像度4,096×2,400ピクセルを持つプロジェクター)により、ドーム全天解像度直径方向7,000ピクセル(7K)を実現。約830㎡の広大なドームスクリーン全天周に表示画素数約3850万ピクセルの映像を投影します。

昨今のプラネタリウム館では、最新鋭のプロジェクターを使用して、ドーム全天周に直径方向の解像度4,000ピクセル(4K)の高精細映像を投影するシステムが主流となって来ています。当館では、さらにその上を行く解像度7,000ピクセル(7K)の“超高精細”映像を投影することができます。

※最小星像1ピクセルあたりの視直径比較
 23mドーム投影の場合 = 7K投影…5.1mm (参考…4K投影…9.0mm)

投影イメージ図

フルHD 4K 7Kの比較画像

また導入したプロジェクターは、解像度だけでは無く、「漆黒の宇宙空間」を表現できるコントラスト比最大1,000,000:1、明るさ最大30,000ルーメンという世界最高水準の映像投影能力を持ち、本物に近い星空を表現します。
一方、従来あった光学式による投影機は、当館ではリニューアル後は導入しません。光学式投影機の役割は、導入するプロジェクターで十分に果たせると考えており、また、維持する費用対効果から検証しても区民、学識経験者、教諭を交えた検討会で不用と結論づけました。

ドーム壁面に投影部を配置することで、お客様にとって快適な座席空間を提供
視野を遮らないドーム内壁面にプロジェクターを配置することで、ドーム中心部にも客席が配置でき、快適な観賞空間を提供

桟敷席の様子

以前光学式投影機があった場所には、『桟敷席』が!

星空エンジン機能立体宇宙空間を巡るリアルタイムシミュレーションが可能

地球から見た星空を投影する基本的なプラネタリウム機能はもちろんのこと、最大12.4等級(118,000個)の恒星三次元位置データと、紀元前100万年~紀元後100万年の恒星自体の固有運動データを持っています。この固有運動を映像表現化するにより、北斗七星などの星座の形が時間と共に変わる様子を表現することができます。また最新の観測データがまとめられている、国立天文台『4D2Uプロジェクト』のデータベースを実装しました。

4D2U( 4-Dimensional Digital University )プロジェクトのデータベースすばる望遠鏡やALMAなどの最新の観測装置から得られるデータや、
スーパーコンピュータによるシミュレーションのデータ

大規模構造,渦巻銀河の形成と月の起源

最新の観測・研究データに基づく映像を使用して、地球上から見た星空や天体の動きをわかりやすく表現できることに加えて、太陽系・銀河系ツアーから137億光年先の宇宙の果てまで、立体宇宙空間を巡るリアルタイムシミュレーションが可能になりました。

さらに、星空だけではなく、雲・雷・雨・雪・オーロラ等の自然現象や日食などの天文現象を再現することができます。

天文現象の再現

マルチメディア機能(プレゼンテーション機能)

当館のドームシアターでは、区民や大学などの地域の方に、映像制作の場として、また、発表の場として利用していただきたいと考えております。

大規模構造,渦巻銀河の形成と月の起源

そのため、リニューアル後の設備は区民の方が使いやすい環境整備を目指してきました。今回導入したシステムには、お手持ちのデジタル化された静止画や動画像を、ドームの任意の位置に任意の大きさで投影できるマルチメディア投影機能を搭載しています。

映像制作には、実際に操作しながら制作していく“ショーディレクター機能”や、お手持ちの写真、音、動画などをドラッグやドロップで登録し、簡単に表示再生できる“スライドショー機能”が便利です。これらの機能を使うことで、従来のような番組スクリプト(投影用プログラム)を記述しなくても、どなたでも簡単に多彩なドーム演出が可能です。

★科学教育および天文学の普及を推進

星・星座の動き、太陽の動き、月の形・太陽との位置関係など学習指導要領に基づき、星空エンジン機能や全天動画を駆使して、独自の映像資料を用いた科学教育が実施できます。学校の要望や生徒の反応を見ながらのインタラクティブな番組進行が可能で、様々な科学分野、特に天体の仕組みへの興味や関心、探究心を高める場となります。