新日本プロレス7日の両国国技館大会で行われたIWGPヘビー級選手権は、挑戦者オカダ・カズチカ(25)が王者・棚橋弘至(36)を撃破し第59代王者に輝いた。
春の最強決定トーナメント「NEW JAPAN CUP」を制し、自力でつかみ取った棚橋との4度目の頂上決戦。オカダは序盤から右腕への集中砲火を浴び、大苦戦を強いられた。2それでもハイフライフローを剣山で迎え撃って棚橋の猛攻を食い止めたオカダは、後頭部へのドロップキックで反撃開始。ツームストーンパイルドライバーの応酬を制すると、最後はレインメーカーで30分超の大激闘に終止符を打った。
試合後のリング上で拍手喝采を浴びたオカダは次期挑戦者に、2・10広島大会で敗れている鈴木みのるを指名。5月3日福岡国際センター大会での初防衛戦が決定的となった。
【勝利の一問一答】
――今の気持ちは
オカダ:(棚橋に昨年)6月負けて、(今年)1月に負けて。IWGPが遠いと…(涙ぐむフリをして)全く思わなかったです。当たり前です。
――試合後は右腕が上がらないくらい厳しく攻められた
オカダ:手? 上がります。余裕で上がります。どこでも攻めてくださいよ、先輩方(とは言いつつ手を下げたまま)。
――次期挑戦者に鈴木みのるを指名した
オカダ:2月に負けて、鈴木軍にデカイ顔されていい気分はしないんで。プロレス界は変わったんですよって教えないといけないですね。
外道:(いきなり口を挟み)次はどこだ、博多(5月3日)か? キッチリ黙らせてやるよ。
――これからどのように進化していくのか
オカダ:成長しませんし、進化もしません。
外道:見りゃ分かるだろ! 必要ねえだろ。今の時点で、このままで完璧なんだよ。
――IWGPとはどういう存在か
オカダ:存在というよりは、僕の持つ、俺のコスチュームです。
――ファンにひと言
オカダ:そうですね…。特にありません。
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