ついに出た！　新日本プロレス７日の両国国技館大会、第２試合の８人タッグマッチに出撃した野人・中西学（４６）が、本紙に発射予告していた新兵器「上からドン」を初公開。完ぺきな一撃で３カウントを奪取した。

　新技が決まった直後、目前には無残にも大の字にノビたＹＯＳＨＩ―ＨＡＳＨＩの姿があった。それだけ破壊力は抜群だった。コーナーポストをよじ登った野人は空中で肉体を反転させながら、手刀をＹＯＳＨＩ―ＨＡＳＨＩの脳天を目がけてフルスイング。中西自身が命名した「上からドン」の威力が、リング上でハッキリと実証された。

　フィニッシュの直前には、パートナーの曙、天山広吉、Ｓ・Ｓ・マシンの援護射撃を受けた。しかし、中西は「みんなの助けもあったけど、アレだけでもいけたかもしれへん」と豪語。さらなる新技開発にも自信を深め「反転することで風を起こすんや。電車が遅れてしまったことは申し訳ない…。新しいのもドンドンつくってく」と、全国的に吹き荒れた暴風の原因が自分にあるかのように謝罪した。