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【スポーツ】

青学大が逆転勝ち 佐野が九里から会心2ラン

2013年4月9日 紙面から

◇東都大学野球 第1週第1日

 春季リーグ戦が開幕、青学大は6−4で亜大に逆転勝ちした。大阪桐蔭の2008年夏の甲子園優勝メンバーの佐野力也内野手(4年)が、ドラフト上位候補の亜大のエース・九里亜蓮投手(4年・岡山理大付)から逆転2ラン。4季連続優勝を目指す亜大は黒星スタートとなった。6年ぶりに1部に復帰した専大は1−2で駒大に敗れ、復帰初戦を飾れなかった。

 王者の大黒柱をKOした。青学大の佐野が7回に、九里の内角ストレートを引っ張って左翼へ逆転2ラン。「逆風だったけどよく入った。きのうのブランコぐらい飛ばせれば良かったんですが」と関西的なノリの良さで振り返った。

 大阪桐蔭の後輩ルーキーからも刺激を受けた。甲子園春夏連覇メンバーの水本が亜大の5番で開幕デビューし、いきなり2安打。「すごい。自分も一応優勝しているけど、やっぱり藤浪世代の方が上かなと思いました」。軽口をたたいたが、2安打2打点で主役を奪い、1年春から青学大でレギュラーを張っている貫禄を見せつけた。 (小原栄二)

 

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