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【芸能・社会】

ホフマン 出演者の奮闘に感涙 初の監督映画PRで21年ぶり来日

2013年4月9日 紙面から

撮影を振り返り、涙ぐむダスティン・ホフマン=東京・内幸町で

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 米俳優ダスティン・ホフマン(75)が初めて監督に挑戦した米映画「カルテット! 人生のオペラハウス」(19日公開)のジャパンプレミアが8日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。ホフマンは「フック」のPR以来、21年ぶり4度目の来日となった。

 映画は、引退した音楽家たちが暮らすホームが舞台。経営難で閉鎖の危機にさらされるホームを、コンサートを開催して救うため、かつてのスター、伝説のカルテットが復活するというヒューマンコメディー。

 ホフマンは、会場に詰めかけた約500人のファンの声援に対し、日本語で「ありがとう」と感謝を述べた。

 今回、映画には演技経験がない高齢のオペラ歌手などが多数出演している。ホフマンは高齢の音楽家の仕事が激減していると嘆き、「米や欧州では年老いた音楽家にリスペクトがないのかも。出演者は朝6時から12〜14時間の撮影に付き合ってくれた」と出演者の奮闘ぶりを話しながら、感極まったのか目頭を押さえる場面もあった。

 

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