「当せん番号教える」ロト６詐欺で４６０万円被害

　石川県警白山署は８日、同県白山市の７０代女性が「（数字選択式宝くじ）ロト６の当せん番号を教える」と持ちかけられ、４６４万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

　白山署によると、女性は１～２月下旬、男に電話で「当せん番号を決める権限を持つ人がいる。教えてもらって、当せん金を山分けしよう」などと持ちかけられ、１６回にわたり、指定の口座に現金を振り込んでいた。

　男とは面識がなく、いきなり電話がかかってきたという。「いずれ全額返金する」と言われて待っていたが、今月２日になって警察に相談した。（共同）