減税日本ナゴヤ離団者について思うこと

2013-03-02

 今週、斉藤、宇佐美両議員に続いて片桐議員までもが会派を離団表明した。

 もううんざりであり、まさに危機的状況である。

 片桐「減税日本ナゴヤには政策を進める力がなく、自分の政策や思いを実現できない。」と一人会派「市民クラブ」を名のる。

 宇佐美「昨年の衆院選で、ほとんど説明もなく支援者も私自身も戸惑った、不信感を持った。」 日本維新の会の政策に近いと一人会派「地方分権改革会」を名のる。

 斉藤「会派内での議論が不足し、情報共有がされないため、今のままでは市民の負託に応じられない」 新政会で地域主権、地域分権にしっかり取り組みたいとしている。

 以上が3名の離団理由を新聞の紙面上で拾ってみたが、団会議での発言と違う部分が多い。また、市長選が近く、議会中に離れるにしては理由がはっきりしないし辞める大義名分もない。

 片桐の言う「政策を進める力」は議員自身で育むものだと思うし、一人会派では政策は実現不可能であろう。斉藤の主張する「議論不足」の問題は、自分からもっと執行部及び団会議で発言すれば良いと思う。

 宇佐美の理由については、あの解散自体も突然だったし、代表自身も維新にすり寄って、断られ、と軸がぶれすぎたという点など、理解できる部分もある。しかし、なぜ、このタイミングなのか理解に苦しむ。

 3名とも除籍、除名であることには違いないが、道は違っても、少なくとも一緒の会派に居たので頑張って欲しいし、この際、膿は出して一致団結し、一枚岩で難局を乗り切るしかない。合掌

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