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第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 6巻感想

 前巻後書き通り、コメディ重視……なのかは分かりませんが、短編4つ編成。

 第一章。
 あやせに頼まれて、彼女と同じ事務所に入った加奈子のマネージャーをして禁煙しているかを確かめることになる話。
 加奈子とそれにブリジットが再登場。

 あやせに着信拒否されていて受けたショックの責任に結婚を迫る京介。
 ……いや、ほんとあやせ好きなんだなぁ。
 即座に防犯ブザーならされてましたが……。

 一方であやせが禁煙させたという言葉。
 これは京介が受けた印象がいいセン言っていると思う。

 いや、ほら、ドラマCD聞いた後だと尚更。

 そして電子タバコで我慢し禁煙していた加奈子、金銭が絡んだときのプロ意識と、何だかんだでブリジットを可愛がるいい先輩っぷりを発揮。

 そしてしっかりメルルイベントに参加していた桐乃。
 そのデート相手黒猫。


 そういえば冒頭の某2ちゃんねるでの黒猫の口論相手って普通に桐乃なんじゃ……。
 

 第二章。
 京介と赤城、男2人でアキバ探索する話。
 相変わらず妹のためにBLゲーを買う赤城。そして3年に進級し18歳になった二人は晴れて桃色空間に。
 地の文で表現をぼかしているのに、口に出して説明する赤城の図が……。

 そして今回の目玉は“リ”リエント工業の70万の人形。
 巨乳でメガネなドールは瀬菜そっくり。

 思わずバイク資金を崩して買うという一線を越えかけた赤城はとりあえずカタログだけ購入。
 この時点でカタログを妹のBLゲーの袋に入れたと明言されているので、オチはまぁ、推して知るべしという感じでした。

 この章冒頭で前章のあやせのお礼――麻奈美の髪型チェンジが……。
 それを寝癖と一蹴してしまう京介の図。



 第三章。

 沙織回。
 桐乃と会えていなかった沙織が桐乃の帰国パーティを企画するものの、沙織自身が急用でパーティは中止。結局高坂家に集まることに。
 忙しかった沙織も手土産持参で登場するものの、どうも元気がない。

 それを感じた3人は沙織の家にアポ無し突撃を敢行。

 そして沙織の家で出迎えたのは沙織の姉であるという――槇島香織。
 彼女の案内でマンション全室という規模のコレクションルームを案内。
 その際に起きた地震での言動から、ついつい普段の沙織としての言動がポロリ。

 結局沙織がビックリして、姉をイメージしたキャラで京介たちをやり過ごそうとしてしまったという形。
 サングラスが外れ素顔と若干の素を晒すことになってしまった彼女は、一瞬の迷いを見せつつも皆でコスプレをしないかと提言。

 京介は『マスケラ』の漆黒、黒猫が『メルル』のアルファ・オメガ、そして桐乃が京介同様『マスケラ』の夜魔の女王。
 そして最後に沙織が――

 メガネを外し、槇島沙織として登場登場。
 イラストと相まって京介の

「誰だオマエ―――!?」

 と言ってしまうのにも納得。

 沙織は素の自分をさらしつつ、元気がなかった理由を吐露。
 沙織の姉が中心だったグループ、それが姉の結婚を機にその関係が瓦解していったことを思い出し、それと桐乃が突然渡米したことが重なり現在の4人の関係もいずれは……という思いに至ってしまったため。

 それでも桐乃の黒猫の友達をやめない発言、まぁ、黒猫はややひねくれた言い回しでしたが、それに京介の会えなくなることはないだろうという3人の発言、さらに自分が企画したわけではないイベントでこうやって励まされたことに思わず涙。

 そして最後にコスプレ姿で記念写真。

 何気に、京介が「顕現せよ――“ケルベロス”!」とか言っちゃうくらい調子に乗っている図が面白い。
 黒猫が正気を失うくらいだから、本当に似合っていたのかも。


 この章の最初の黒猫が平然と京介の部屋に向かうというやり取りに対する桐乃の反応がいいです。
 それに沙織の土産がスサノオ、デスサイズ、釘宮ドライというチョイスが面白い。
 最初なんでスサノオと思ったら、中の人関係ですか。

 あと沙織が姉の香織で大学生だと名乗った際の京介の反応。
 それに対する香織(沙織)の反応は沙織バレして納得。
 勘がよければここで普通に気づくのかな?



 そして四章。
 深刻ぶった話はさておいたロリコンの話。
 じゃなかった、桐乃のライバルにして妹分リア・ハグリィがホームステイしに来る話。

 彼女が来てからの桐乃の立ち居地がいつもと違う。
 京介の前で裸身を晒したり、縞パン晒したりといった具合で。

 理由がわからないままリアに好意を寄せられる京介は、桐乃と一緒にアキバ案内。
 その際に『迷子』という伏線がでてましたね。

 京介は脳裏にひっかる程度ですが、桐乃は覚えてるっぽいですし。
 過去話なんかの展開も近々あるのかな?

 そして5巻で行われた桐乃とリアの陸上対決のが別の形で。
 桐乃の自身の趣味を曝け出し、京介が見守る中でのリアとの対決。

 リアは勝負前にパワーアンクルを外し、勝負を挑む。
 リアの絶対的な才能は陸上素人の京介でも感じるほど、それでも桐乃は怯むこともなく走る。

 リアの才能は、それは京介が桐乃に感じた劣等感のそれに似ている。
 にもかかわらず頑張っている桐乃は、『ifの世界』の自分だと、そう感じた京介は桐乃を全力で応援。

 そして最後には、
「俺はロリコンじゃねえっ! シスコンだぁぁ――――――ッ! 勝てぇぇぇえぇッ! 桐乃ぉぉおぉぉぉォォォォォッ! 」

 と最大の声援を。

 それでも結果は桐乃の負け。

 桐乃にリベンジ、そして桐乃の力の正体を確認したリアは予定を早め帰国の途へ。

 そこでの桐乃が質問。
 ロスでの勝負、そこで重りを付けていたのかと。
 一瞬の沈黙、そして否定するリア。

 ……これは付けていたってことですよね。
 京介の応援パワーを受けてもリアのMAXに勝てなかったってことですし。


 そしてリアが気づいた桐乃のパワーの秘訣。
「だってキリノがボロボロになっていたのは超好きなおにいちゃんに会えなかったからで――キリノがいきなり速くなったのは、おにいちゃんがロスに来たからじゃん。違うの?」

 桐乃の勝因、ここまで言っちゃっても良かったんだ。


 そして『人生相談』が終わった前回、今回は桐乃の『お願い』が発動。

「――あんた、あたしの彼氏になってよ」

 という引きで今回は終了。


 短編集なんで、気楽に読むべきものかと思ったら、普通に情報量が多いです。
 特に沙織、リアの辺は今後も掘り下げるであろう話ですし。

 そして今回最後の引き。
 そして次巻のキーワードが“恋愛”、物語が大きく動くことになるのか?
 個別ルート突入?

 アニメとあわせて楽しみに待ちます。


 

 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」今回以外の感想。

 1巻~4巻書いてません(現在1巻再中なので、そのうち書くかもです)。
 5巻感想
 ドラマCD感想


 俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈6〉 (電撃文庫)
 俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈6〉 (電撃文庫)


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[ 2010/05/13 18:05 ] 電撃文庫 | TB(0) | CM(0)
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