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十勝毎日新聞社
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帯広市とは・・?
十勝年鑑2002(本社刊行)より
人口 174,633人
   男84,704人 女89,929人
市長 砂川 敏文

◎最近の主な動き
 環境管理の国際規格「ISO14001」を1月24日に取得した。初年度はほぼすべての項目で目標を達成。経済的な効果は当初見込み倍の約1,800万円に達した。懸案の新図書館建設を巡っては市議会内に新図書館建設特別委員会が設置された。元嘱託職員による国保料着服事件など不祥事が相次ぎ、2000年度国保会計決算は市議会で不認定となった。また、国保料着服問題にかかわる市議会での虚偽答弁で進退問題の浮上した渡辺利雄助役が「一身上の都合」として7月31日付で辞任した。台湾のエバー航空チャーター便の初便が1月20日、帯広空港に乗り入れたのは初めて。その後、中華航空もチャーター便を運行し、4月から9月までに上期で5,460人が利用した。帯広の中心市街地活性化を目指すTMО(タウンマネジメント機関)事業が具体的な進展を見せた。事業推進を目的としたまちづくり会社「街づくりおびひろ」(社長・岩野洋一帯広商工会議所会頭)が8月23日に発足。発起人(出資者)は35社(団体含む)で資本金3,000万円。都市開発に関する企画・調査やコンサルタント業務、不動産の賃貸借やその仲介に関する業務などを事業目的として、当面はイトーヨーカドー跡ビル活用模索やTMО事業部会の支援をしていく。さらに「北の屋台」と「エバーハウス 菜の花」が、7月29日オープンし注目を集めている。
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帯広めーるは毎週月曜日に更新です。
次回第18回掲載は12月16日です。お楽しみに!

だれに当たるかスクラッチくじ 全市連合へ 準備たけなわ

[ 2002年12月5日の記事 ]

 10日にスタートする年末全市連合大売り出し(帯広商工会議所など同実行委員会主催)のスクラッチくじ組み合わせ作業が5日午前10時から、帯広経済センタービル6階会議室で行われた。年間最大の商戦に向けて準備もたけなわだ。
 組み合わせ作業には、松山和與副実行委員長(帯商商業委員会副委員長)、帯広消費者協会の森達郎専務理事、市商店街振興組合連合会の前田弘文事務局長、帯商の橋枝篤志事務局長が参加。トップ賞の「湯けむり賞」(温泉ペア宿泊券120本)や「お買い物賞」(5000円商品券240本)など上位くじを確認し、1箱2500枚のスクラッチくじが入った抽選箱170箱を作成した。
 今年の大売り出しは10−24日までの15日間。市内の加盟店で5000円の買い物をすると抽選本券(スクラッチくじ)、1000円で補助券がもらえる。大売り出し恒例の「現金つかみ取り」はなくなったが、景品の数を増やし当選率を高めたほか、はずれでも2000円の商品券が当たるダブルチャンスを設けた。
 事務局の帯商では今後、加盟店の参加受け付けや抽選場の設置など準備であわただしくなる。大売り出しの参加申し込みは帯商(25-7121)まで。(酒井花)
“老老介護”にも積極的に  市シルバー人材センター 契約金額減少で方策 ヘルパー養成研修会も実施

[ 2002年12月5日の記事 ]

 今年設立20周年を迎えた社団法人帯広市シルバー人材センター(鳥越汎之理事長)が、契約金額減少に歯止めをかける方策として、社会的ニーズが高い高齢者の介護や生活支援などの分野に本格的に取り組む。同センター会員も「年齢が近い分、若い人には目が届かない心のケアができれば」と意欲的。将来的には介護保険の指定事業者参入など“老老介護”事業も視野に入れ、訪問介護員の養成研修会を開催するなど準備を進めている。(松村智裕)

 同センターには現在、帯広市内在住でおおむね60歳以上の働く意欲のある会員850人が登録。仕事は草取り、草刈り、除雪、施設管理、清掃、枝切り、賞状書きなどのほか、元学校教諭が英語、国語、数学を指導する「教育学園」、スキー・スケート教室と多岐にわたる。
 契約金額は1996年度(約3億円)をピークに年々減少。昨年度は受注件数が5248件と前年度に比べ166件増加したが、軽作業が多く、契約金額は2億4900万円と、前年度より約1800万円も減少した。
 厳しい経営状況が続くなか、同センターは「福祉・家事援助サービス事業」に注目。これまでも取り組んでいる分野だが、今年は会員対象に初めてホームヘルパー2級の養成研修会を実施し、24人が受講した。夫婦で資格を取った高橋吉義さん(70)・良子さん(63)夫妻は「要介護認定の受けられない高齢者でも支援が必要な人は大勢いる。利用者と世代が近くて分かり合えるはずなので、話し相手や食事の準備をしてあげたい」と意気込む。家事などの料金は1時間で700円程度。
 同センターの斉藤章事務局長は「高齢者の生活支援事業は現代の成長産業。新分野として開拓していきたい。札幌などでは育児や家事、福祉分野に積極的なので、帯広でも講習会で技能向上に努め、需要にこたえていくことができれば」と話している。
 なお同センターでは随時会員を募集中。問い合わせは電話38-2001へ。
十勝郷土料理研究会 地元食材で100品紹介 3カ国語でレシピ本 第1弾は「ナガイモとジャガイモ特集」 

[ 2002年12月3日の記事 ]

 十勝の素材を生かした料理を研究する「十勝郷土料理研究会」(村田ナホ代表)はこのほど、料理本第1弾となる「十勝の食材まるごとクッキング」を発刊した。ジャガイモとナガイモのオリジナル料理レシピを多数掲載。広く活用してもらおうと、日本、台湾、韓国の3カ国語でレシピが書かれている。(佐藤いづみ)

 著者は元高校教諭の村田代表のほか、「おびひろの味銀行」に所属する林恵美子さんと高島春枝さん(いずれも農業経営)。3人は料理研究家で10年来の知り合い。今年6月に同会を発足。知り合いを通じ、台湾語は帯広市広野町の翻訳家・李道道さん、韓国語は東京在住の牧内道子さんに依頼し、製作を進めてきた。
 料理レシピ計100品を紹介。おからをパン粉代わりに使った「おから入りポテトコロッケ」やワインで漬ける「ポテトの漬物」、「ナガイモのスープ」、「ナガイモハンバーグ」など。「全品オリジナル。男女問わず、簡単に作ることができるものばかり選んだ」と村田さん。林さんと高島さんも「スローフードなど食に注目が集まる中、地元食材を使った料理の伝承につながれば」と口をそろえる。
 12月から十勝など道内の主要書店で販売する。ソーゴー印刷で3000部発行。1300円(税込み)。次は「豆」編に取り組む。来年に発刊記念料理講習会を開く予定。
 問い合わせは村田さん(48-4469)へ。
ちびっこサンタ街に輝き イルミネーション点灯式

[ 2002年12月2日の記事 ]

 帯広市中心部のイルミネーション合同点灯式が1日午後、藤丸ふれあい広場で行われた。ちびっこサンタクロースが西2条通(平原通)を元気よく行進した後、花火を合図にまちなかのイルミネーションが一斉に輝いた。
 合同点灯は昨年から実施。今年は市商店街振興組合連合会などで組織する「おびひろイルミネーション2002実行委員会」(見子雄一委員長)が主催し、市民から100円基金を募ったほか、駅前多目的広場で「イルミネーション鑑賞ビアガーデン」を開いた。募金で集まった約65万円は、JR帯広駅前ハルニレの木(高さ20メートル)に使用。昨年より3000個多い、1万個の電球が夜空を飾った。

 午後4時すぎ、JR帯広駅構内で「ちびっこサンタ」の出発式が行われ、見子実行委員長が「イルミネーションの明かりが帯広の街とみんなの心に明るくともることを願っている」とあいさつ。かわいらしいサンタクロースにふんした3−8歳までの子供60人が寒空の下、パレードした。
 藤丸ふれあい広場で開かれた合同点灯式では、石黒三博市助役、夷石行夫平原通商店街振興組合理事長ら5人の来賓とちびっこサンタを代表して松田華子(かこ)ちゃん(3)、米澤美祐ちゃん(4)が点灯スイッチを押した。商店街のイルミネーションや市庁舎、鉄塔などのライトアップは来年2月ごろまで実施している。(酒井花)
学校給食おいしいよ とかちプラザで展示会

[ 2002年12月2日の記事 ]

 学校給食への理解を深めてもらおうと、帯広市学校給食共同調理場(大野拓治場長)が主催する「学校給食展」が1日、帯広市内のとかちプラザアトリウムで開かれ、訪れた市民らが給食の試食などを楽しんだ。
 学校給食の意義や役割を広く市民に知ってもらおうと、昨年に続き2度目の開催。
 「ふるさと給食」や「バイキング給食」の様子をパネルで展示したほか、普段の給食メニューの栄養価などを紹介。調理場で使用している1000人分用の釜を使った大豆の重量当てクイズなども行われた。
 中でも人気だったのが給食の販売コーナー。200円でラーメン、いも団子、フルーツミックスが提供されるとあって、午前11時には200人近い市民が列を作り、準備した約600食があっという間に売り切れた。
 市内の男性(65)は「今の給食が食べてみたくてきました。ラーメンなのに油っぽくなく、結構おいしい」と満足そうだった。(岡村忍)
五官活用し“見る目”養おう ナチュラルチーズ・サミットin十勝開幕 日本独自の官能評価要領を作成

[ 2002年11月30日の記事 ]

 「ナチュラルチーズ・サミットin十勝'02」(十勝ナチュラルチーズ振興会など主催)が29日午後1時、帯広市内のとかちプラザで開幕した。フランス政府農務省乳製品担当官のジェラール・リポー氏を講師に迎え12月1日までの3日間、ワークショップ(WS)や講演を行い、五官を活用した“チーズを見る目”を養う。(広田実) 

 14回目。前回までは製造技術習得や衛生管理をテーマとしたが、初めて「官能評価」に踏み込んだ。個性豊かなチーズを安定生産し、良好なマーケット創造につなげる狙い。共働学舎新得農場やよつ葉乳業をはじめ道内外のチーズ製造技術者、流通関係者ら約100人が受講した。
 開会式で、同振興会の宇佐美明夫会長は「国産チーズの評価基準確立に向け、小さな芽を大きく広げていこう」とあいさつ。初日のWSでは、フランスの判定要領を基に、カマンベールチーズなどを試食しながら外観や風味などの表現方法を確認。30日は、チーズの性状を表現する日本語を論議して日本独自の官能評価要領作成に取り組み、模擬判定会も実施した。
 最終日は午前10時から北海道ホテルで、リポー氏が「地域の食文化をブランドに」と題して総括講演する。
オジロワシ元気に到着 おびひろ動物園 3年半ぶり 繁殖につなげたい

[ 2002年11月29日の記事 ]

 おびひろ動物園(冨岡浩二園長)に28日、国の天然記念物に指定されているオジロワシの雌(推定17、18歳)が到着した。同園では3年半ぶりの受け入れで、市民には来年4月から公開する。

 今年8月に経営難で閉鎖したオホーツク水族館から譲り受けた。オジロワシは絶滅危ぐ種に指定され、日本動物園水族館協会では飼育下にあるオジロワシを血統登録し、保護増殖に努めている。同園はこの血統登録のとりまとめを行っていることから引き受けた。
 オジロワシは全長約90センチの成鳥で、けさからは餌も食べて元気に過ごしているという。同園では「今後、適当なオスを見つけて繁殖につなげたい」と話している。(岡村忍)
 
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