五回、ルイスに適時二塁打を浴び、打球を見つめる藤浪(撮影・中川春佳)【拡大】
(セ・リーグ、広島6-1阪神、2回戦、1勝1敗、7日、マツダ)プロの厳しさを改めて思い知らされた“初めてのリリーフ”だった。三者凡退の“天国”を味わったかと思えば、2イニング目は課題山積のシーンが続出。試合後。藤浪は歩を止めることなく矢継ぎ早の問いかけに淡々と答えた。
「慣れないところで力が入って、力みが出て、ムダな四球が多かったですね」
「(ブルペンでは)焦って肩を作ったんですが、いつもどおり、しっかり作れました」
先発・岩田の早々のKOで、出番は四回。先頭・堂林の2球目にはプロ最速の152キロを投じるなど、あっさり3人で抑えた時は、いよいよ本領発揮か、と思われた。
サンケイスポーツ専属評論家・佐野慈紀氏も「あれが藤浪が目指す姿。力みなくストライクを投げ込めば、そう簡単に打たれる球は投げていない。今までで一番いい内容だった」と絶賛だった。