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イスラエルで杉原千畝に感謝する式典4月8日 8時29分
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ナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺、「ホロコースト」の犠牲者を追悼する式典がイスラエルの各地で開かれ、中部の町では第2次世界大戦中に日本の外交官、杉原千畝が発行したビザで命を救われた人々が参加して、初めてセレモニーが行われました。
7日、イスラエル中部の町ネタニヤでは、第2次世界大戦中、ナチス・ドイツによる迫害からリトアニアに逃れて来たユダヤ人にビザの発行を続け、およそ6000人の命を救ったとされる日本の外交官、杉原千畝に感謝するセレモニーが行われました。
セレモニーには杉原のビザで命を救われた3人が出席し、家族に付き添われながらろうそくに火をつけて犠牲者を悼むとともに、改めて杉原への感謝の意を表しました。イスラエルでは杉原の切手が発売されたり、通りに杉原の名前がつけられたりしていますが、杉原のビザによる生存者が出席し、ホロコーストの追悼式典に合わせてこうしたセレモニーが行われるのは初めてだということです。
杉原のビザで命を救われた女性は、「厳しい状況にあったユダヤ人を見捨てずに救ってくれたスギハラには、心から感謝しています」と話していました。
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