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青森港にクルーズ客船にっぽん丸
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青森市安方の青森港新中央埠頭(ふとう)に3日午前、商船三井客船(東京)が運航するクルーズ客船「にっぽん丸」(2万2472トン、全長166.65メートル)が、乗客約150人を乗せて寄港した。大型客船の同港寄港は今年初めて。10月までに計18隻が立ち寄る予定。
同日午前7時40分ごろ、大きな船体がゆっくりと岸壁に接岸すると、青森港国際化推進協議会が入港セレモニーを行い、子どもたちのよさこいやねぶた囃子(ばやし)演奏で降り立った乗客たちを歓迎した。
今回の船旅は、1日に東京港を出港し宮古港と本県に寄港する「春の津軽・三陸クルーズ」。本県でのオプショナルツアーは津軽鉄道の貸し切りストーブ列車と「八甲田・十和田ゴールドライン」(国道103号)の雪の回廊を楽しむ2コースが用意され、参加者が大型バスに分乗して目的地へ向かった。
義理の娘とツアーに参加し、初めて本県を訪れた東京都の松崎勝江さん(67)は「岸壁にまだ雪が残っていて驚いた。ストーブ列車が楽しみ」と話していた。
同協議会によると、昨年度の大型客船の同港寄港は11隻。関係機関へのPR活動が実を結び、近年は増加傾向にあるという。
にっぽん丸は3日午後6時に本県を出港し、5日に東京港に到着する予定。
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