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2013年4月4日(木) 東奥日報 ニュース



■ 六ケ所に風力発電12基建設を検討

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 ゼネコン大手の大林組(東京都)が六ケ所村鷹架地区に計12基の風力発電施設の建設を検討していることが3日、分かった。合計最大出力は3万6千キロワット。同社は国の環境影響評価を経て事業認可を取得し、2016年秋以降の運転開始を目指している。

 同社は全国各地でメガソーラー(大規模太陽光発電施設)の建設を進めてきたが、風力発電施設を自社事業として手掛けるのは初めて。

 建設予定地は東北町寄りにある鷹架沼南西の同社所有地と国有林。昨年7月に始まった再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、発電した電力は東北電力に販売する予定だ。

 村内での発電事業について、同社は11年から、風力や太陽光、地熱などの再生可能エネルギーの導入可能性を検討してきた。「既に村内に風力発電施設が集積し安定稼働していることなどから、風力の計画を決めた」(同社)という。

 風力発電施設に関する環境影響評価の方法書の縦覧は3月25日から村役場と東北町役場で始まり、14日には同村の戸鎖公民館で住民説明会が開かれる予定。

 県も県環境影響評価審査会部会で同事業に対する専門家の意見を取りまとめ、知事の意見として国に通知する。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によると、11年度末現在、本県の風力発電の設備容量は出力約30万7千キロワットで全国1位、設置基数は202基で北海道に次ぎ2位だった。

 六ケ所村では現在、県内市町村で最も多い77基の風力発電施設が立地し、日立造船(大阪府)や日本風力開発(東京都)なども建設計画を進めている。

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