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新駅名は「田んぼアート駅」
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田舎館村企画観光課の福士勝課長(左)から協定書を受け取る弘南鉄道の菊池信雄取締役専務 |
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田舎館村と弘南鉄道は5日、同村の道の駅いなかだて「弥生の里」内にある田んぼアート第2会場近くへの新駅設置について協定を結んだ。駅名を「田んぼアート駅」にすることや、村が設置費用を全額負担することなどが正式に決まった。同鉄道は4月中旬にも着工、8月1日開業を目指す。村は駅開業に合わせ、8月1日から、役場前の第1会場と第2会場を結ぶ無料の「シャトルワゴン車」運行を計画している。
同鉄道が3月、新駅設置の事業基本計画と鉄道施設の変更について国交省東北運輸局から認可を受けたことに伴い、村担当者が5日、平川市の同鉄道本社を訪れ、協定書を取り交わした。
同鉄道によると、田んぼアート駅新設の総費用は約3120万円。工事費のほか、時刻表の修正費など全額を田舎館村が負担する。
新駅は田舎館駅から弘前駅方向へ約500メートルの大曲踏切南東側。無人駅で、長さ45メートル、幅3メートルのコンクリート製のホームを造り、屋根付き待合室を設置する。
新駅の使用期間は毎年11月末までとし、来年度以降は4月1日からとする予定。停車するのは、黒石発が午前8時50分から午後5時20分まで、弘前発が午前8時半から午後5時までの各15本を想定している。
一方、村が運行を目指す無料シャトルワゴン車は10人乗りで、1日14往復する予定。
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